「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」駈け込み寺に逃げ込んだ娘が見た尼寺の実態は何とレズの巣窟だった！

1977年劇場公開の東映映画「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」より、ひろみ麻耶と芹田かおり、折口亜矢と田島はるかのレズシーンのダイジェストです。

島守俊夫原作の『女地獄獄門帖』から、駈け込み寺を舞台に、そこにうごめく女達の狂気の性を赤裸々に描く。脚本は「徳川女刑罰絵巻　牛裂きの刑」の志村正浩、監督は「玉割り人ゆき」の牧口雄二、撮影は「大奥浮世風呂」の塚越堅二がそれぞれ担当。

◎主なスタッフ・キャスト
　監督：牧口雄二
　ひろみ麻耶（おかじ）
　芹田かおり（おつな）
　折口亜矢（桂秀尼）
　田島はるか（おみの）

◎ストーリー
年期が明けて田舎に戻れると喜こんでいた飯盛女郎のおみの（田島はるか）は、女衒の弥多八と亀に土蔵の中へ連れ込まれ、別の宿場へ移るよう強制される。おみのはいやがり、ちょっとの隙をみつけ逃亡する。途中の地蔵堂の陰に隠れているのを町人姿をした代官所の隠密・伊三郎に助けられる。おみのは、現世の縁をたち切る為、噂に聞いたことのある山奥の駈け込み寺・愁月院を探す。途中、山道で出会った二人の男、留次と捨松に愁月院のことを聞こうとするが、逆に二人に犯されてしまう。男の欲情にもてあそばれながらも、おみのはやっとのことで、愁月院を探し出す。愁月院の庵主・桂秀尼（折口亜矢）は、おみのに自分の若い頃の着物を着せる。人心地がついたおみのを本堂に引き連れ、他の女たちに引き合わす。派手好みのおかじ（ひろみ麻耶）、神経質そうなおつな（芹田かおり）、ぶよぶよに太った年増のおとく（藤ひろ子）といった、一くせも二くせもありそうな女たちであった。もう一人、桂秀尼に寄りそっている少女・お小夜（佐藤美鈴）がいた。この一見、平和そうな寺が、実は悪魔の巣であることにおみのは気がつかなかった。翌日、山門がたたかれ、一組の男女が寺を訪ねて来た。しかし、男の方は、なぶり殺されてしまった。この寺は、男をくわえ込んでは、殺してしまう殺人尼寺であった…。

出典：キネマ旬報社データベースほかから引用しました。

　　
「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」1977年／東映　監督：牧口雄二

おみの（田島はるか）が逃げ込んだ駆け込み寺に住むおかじ（ひろみ麻耶）とおつな（芹田かおり）は、女同士で愛し合っています。



庵主の桂秀尼（折口亜矢）は夕日を背景におみのを抱いて阿片を吸わせます。



桂秀尼は阿片を吸って意識が遠のいていくおみのの体をまさぐり慰みものにします。